せっかくのGWということで何もしないのもあれなので、碓氷峠の信越本線の廃線跡「アプトの道」を歩いてきました。
13:57横川着でスタート。かつてはバンバン特急が走った信越本線高崎横川間も、今ではよくあるローカル線。長いホームに止まる列車はたったの４両。北陸本線もつい先日短縮されたりと悲しいものですね。
横川から峠の湯まではレールだけでなく信号機や撮り鉄への看板も残っています。この区間の下り線は今もトロッコ列車が走っているので、頑張れば動態保存用のロクサンが走れるんじゃないかな～なんて。当時は超有名撮影地だった丸山変電所付近のカーブには、今はトロッコ列車用のまるやま駅ができています。
まるやま駅
峠の湯からは新線ではなく旧線の廃線跡のアプトの道を歩きます。新線はツアーに申し込まないと歩けません。旧線跡は完全にレールが埋められているので、パっと見だと廃線跡かどうかはわからないかもしれません。しかしところどころにある緩いカーブは鉄道のそれでしかないですね。トンネルを５個抜けるとかの有名なめがね橋につきます。高くて怖い。
めがね橋から先に行くとグンと観光客が減ります。やっぱり終点が熊ノ平信号場となるというマニアックなスポットだからなんですかね。めがね橋直後の第六トンネルはアプトの道にある中で一番長いトンネルです。抜けるのに８分ほどかかりました（ほかのトンネルは２分くらい）。だれもいなくて怖かった。ちなみにめがね橋の写真は帰りに降りて撮ったものです。
長いので煙を逃がすための通気口のある第六トンネルとめがね橋
めがね橋から２０分ほど歩くと熊ノ平信号場に着きます。ここの設備はほとんど当時のままで今にもトンネルから列車が出てきそうです。
（左）軽井沢方 （右）横川方
帰りは同じ道を戻りました。
今にもロクサンのブロワー音が聞こえてきそうだ。
所要時間（参考） 時間がなかったので寄り道もせず早歩きで上りました。
13:57 横川駅
14:17 丸山変電所
14:28 峠の湯
14:50 めがね橋
15:06 熊ノ平信号場
